Ajax通信を実装する基本的な方法【FuelPHP+jQuery】

【FuelPHP+jQuery】Ajax通信を実装する基本的な方法

今回はFuelPHPに、jQueryを使用してAjax通信を実装する方法を解説します。

1回実装してしまうと、その便利さに、いろんな画面に使いたくなるAjax通信。
例えばDBのデータを取得する際に、PHPだけではページの更新を行わないといけませんが、Ajaxを活用するとページを更新することなくDBのデータを取得できます。

今回は、Ajaxを使って文言を呼び出すだけの簡単なプログラムを紹介します。

さまざまな方法に活用できると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ルーティングファイルに追記

	'ajaxtest' => 'ajaxtest/index',  // Ajax通信のテストページ

今回は適当に「ajaxtest」でアクセスされた場合として追記しました。

コントローラーファイルの用意

まずはコントローラーファイルを用意します。

class Controller_Ajaxtest extends Controller
{

    /**
     * index:ビューファイルを表示する処理だけ
     */
	public function action_index()
	{
		return Response::forge(View::forge('ajaxtest'));
	}

    /**
     * Ajax:text_checkで呼び出されたら、テキストを送る
     * ここで、DBに接続して諸々プログラムを動かすこともできますが、
     * 今回はテキストボックスに入力された値を受け取って、返すだけにします
     */
    public function action_text_check()
    {
        $data = Input::post();   // これでJQueryからのデータを受け取る
        $Text = $data["Text"];
        $res['message'] = 'テキストボックスに「'.$data["Text"].'」と入力されました。';
        $json = json_encode($res);   // JQueryでデータを処理する用に、json_encodeを行う
        return $json;
    }
}

ビューファイルの用意

次に表示するビューファイルを用意します。

JSファイルの作成は今回省略して、Ajax通信を行うjQueryの記述をベタに書いちゃいます。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
	<meta charset="utf-8">
	<title>Ajaxのテスト</title>
	<?php echo Asset::css('bootstrap.css'); ?>
	<?php echo Asset::js('jquery-3.7.1.min.js'); ?>
</head>
<body>
	<header>
    <form>
      <div class="form-group">
        <label>テキストボックス</label>
        <textarea class="form-control" id="Textbox" name="Textbox"></textarea>
      </div>
      <button type="button" class="btn btn-primary lord" >送信</button>
    </form>
	</div>
</body>
<script>
$(function () {
  $(document).on("click", '.lord', function () {
    // 時間がかかる処理の場合は、ここでロード中のモーダルウィンドウを出すのがおすすめ
    var Textbox = $('#Textbox').val();  // テキストボックスの入力値を取得
    if (Textbox == "") {
      alert('テキストボックスが空白です。テキストボックスを入力してください。');
      return false;
    }
    // Ajax通信の開始
    $.ajax(
      {
        url: 'ajaxtest/text_check',   // php側の「ファイル名/関数名」を記述
        type: 'post',
        data: {
          'Text': Textbox,   // php側に渡したいデータを記述
        },
        dataType: 'json',
      }
    )
      // Ajax通信に成功時の処理
      .done(function (data) {
          window.alert(data.message); // 取得したデータをアラート表示
          return false;
      })
      // Ajax通信に失敗時の処理
      .fail(function () {
        window.alert('正しい結果を得られませんでした。');
      });
    return false;
  })
})
</script>
</html>

ブラウザで確認

初期表示は上記のような画面になってます。
テキストエリアに任意の文字を入力して、送信ボタンをおしてみます。

しっかり、PHP側で返した値を受け取れましたね!

さいごに

FuelPHPに、jQueryを使用してAjax通信を実装する基本的な方法を解説しました。

今回は画面側の入力値を受け取って、そのままテキストを追加して値を返すだけの処理でした。
しかし、それぞれの箇所でプログラムを付け加えていくことでいろんな処理を行えます!

これを基本に、どんどん応用していってください!

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